長女が、1歳半~2歳前後のころのことだったと思います。
紙おむつをはずし、トイレトレーニング中でした。
タイミングが合えば、トイレで用を足させて、間に合わなければ、それでよし、という感じでのんびりやっていました。
あるひ、間に合わなくて失敗してしまっったことがありました。
「今度トイレに行きたくなたらおしえてちょうだいね~」
と着替えさせながら、長女に言いました。
その晩、長女が廊下から部屋に入ってってきてにこにこして
「あー、あー、」といいます。
「はいはい、なーに?」
と答えると、しばらく私のか顔をじっとみつめて、それから、がっかりしたような顔をして、じゃーっと水たまりをつくりました。
娘は
「トイレに行きたい」
と教えてに来てくれたのですね。
私が
「教えてね」
といったのをちゃんとわかっていたのです。
あのときの娘のがっかりした顔を思い出すと、おかしくなって笑ってしまうのですが、娘には申しわけないことをしたなあ、と思います。
娘は約束をちゃんと守ってくれて、私がそれをすっかり忘れていたのです。
思ったように言葉で表現できなくても、大人が思っている以上に、わかっているのですね~ということを学んだ日でした。