「ねずみのすもう」 いもとようこ /岩崎書店
我が家の長男は、3月生まれで学年一のおちびさんでした。
子どもの世界では「小さい」ということはものすごいハンデがあるように思います。
大きくて力が強い子が「強い」です。
まさに弱肉強食の世界です。
さて、先日、本を整理していたら
「おれ、この本好きだった」
といったのが
「ねずみのすもう」 いもとようこ /岩崎書店
おじいさんの家のやせたネズミとちょうじゃさんのふとったねずみがすもうをしています。
おじいさんちのねずみは何度もやっても負けてばかり。
それをみていたおじいさんは、、、、、、。
絵もとってもかわいくて、ほっこりするいいお話です。
おじいさんちのねずみもちょうじゃさんちのねずみも、分け隔てなく暖かく見守るおじいさん、素晴らしいな、と思いました。
ちびだけど負けん気の強い息子とおじいさんのねずみが重なります。
息子も共感するところがあったのではないでしょうか。
この本も何度も読んでボロボロですが手放せない1冊です。