バーネットの作品は、小学生のころ夢中になって読みました。
主人公のメアリは、裕福な家に生まれました。両親から放任されて育ったため孤独で気難しい少女でした。ある日突然、両親が病気で亡くなり、親戚に引き取られます。
メアリは、あるとき鍵のかかった庭とそのカギをみつけ、使用人のマーサとその弟、ディコンと庭の再生に取り組むようになりました。また同じ屋敷の中に暮らしながら、存在を知らされていなかった、体の弱い従弟コリンと出会い、彼も庭づくりに巻き込んでいきます。
庭が命を取り戻し、従弟も元気になっていく、主人公のメアリも孤独から解放されて、活発になりいきいきと成長していくプロセスは、白黒映画がカラー映画に変わっていくように感じました。
子供向けの物語でありながら、サスペンス感があり楽しめると思います。
印象に残ったのは、肉親の愛情に恵まれなかった主人公が、使用人のマーサや、その家族との交流で、満たされ健康になっていく様子です。枯れかかっていた植物が再生するように、、、、。
マーサの存在は、とても大きかったと思います。
話は変わりますが、先日、私は「秘密の花園」へ行ってきました。
埼玉県熊谷市にある
ル・ジャルダン・サクレ(秘密の花園)
です。
素敵な洋館とお庭を所有するオーナーさんが年に2回春と秋お庭を開放しています。
バラが咲き乱れるお庭に、ガーデンテーブルが配置してあって、お茶をいただきながら、過ごすことができます。
日常を忘れ、バラに囲まれた空間で癒しの時間を過ごすことができました。
場所は埼玉県熊谷市郊外ということもあって、交通の便は悪いですが、行ってみる価値はあるかもしれません。
入場料は1000円で、お茶とお菓子(ビスケット)がつきます。
お茶はセルフでジュース・アイスティ・ハーブティなど好きな物が選べます。
場所は 埼玉県熊谷市押切2409-1 090-3201-6308
ホームページはこちらです。
https://lejardinsecretrosegarden.jimdofree.com/
JR熊谷駅北口からバスで、国際十王交通・呼吸器センター行き・江南病院前下車。徒歩10分。
または熊谷駅南口から埼玉コミュニティバス・ゆうゆうバスほたる号・江南行政センター行き・江南中学で降りて、徒歩7分。
住宅街をぬけ、段々とのどかな風景になっていくと、このまま進んでまちがっていないか不安になりますが、まっすぐつきすすめばたどり着けます。車で行くなら、正規の駐車場かどうかはわかりませんが、道脇に駐車できるようになっています。