「もりのスケート」2006年 こどものとも2月号
菊池日出夫 さく
福音館書店
菊池日出夫さんののらっこの絵本シリーズの冬の物語はまだあるのです。
それは「もりのスケート」2006年こどものとも2月号です。
のらっこの仲間たちが、氷の張った池にスケートに出かけます。
池につくとおじいさんがこおりの上でワカサギ釣りをしていました。
ひでちゃんたちは、氷の上で鬼ごっこを始めます。
ごろちゃんが、いきおいあまって氷の穴にはまってしまいました。
すると、ワカサギつりをしていたおじいさんは、、、
寒い冬でも外に出かけるこどもたち、たのもしいです。
この本は長男が年長さんの時保育園で配布されたものでした。
のらっこの絵本シリーズの中では新しい作品です。
個人的にはひでちゃんがひろこちゃんに、氷の上での鬼ごっこで
「なによ、ちいさなこばかりつかまえて」
と、しかられるところが面白かったです。
うん、ひろこちゃん、いいなあ。
「ゆきがっせん」では最後に美味しいものをごちそうになったひでちゃんたちですが、この「もりのスケート」でもおいしいものがでてきます。
物語の中でのなかでたべものが出てくるのは、こどもたちもよろこびますね。
一緒にごちそうになったような気がするのでしょうね。
いまでは、氷の張った池でスケートをすることなど、なかなかできないことですが、この「のらっこの絵本」シリーズはそれを可能にしてくれます。
「ゆきがっせん」とあわせて、冬のよみきかせにおすすめの1冊です。