先日知人に誘われて、はじめて農作業を体験してきました。
思い返しても、学校などで「お芋ほり」すらした記憶がありません。(田舎だったためあえてそんなカリキュラムもなかったのかもしれません)
地方生まれ、どっからみても田舎者の私ですが、田舎の中の町育ちだったため、農業とはこれまで縁がなかったのです。
誘ってくれた人は、もしかしたら、出身地から想像して、私が農家の娘だったと思い込んでいたかもしれません。
なぜなら、知人の畑に到着して最初にかけられた言葉は
「農作業はどれくらいぶり?」
だったのです。
「生まれて初めて!」
の私の言葉に、戸惑っていたのは、農家出身と思っていたのが見当違いで「戦力」にならないと思ったからでしょうか!?
(素人だったんかい!!とがっかりしていたかもしれません)
さて、この日はとってもいいお天気。
最初に、ジャガイモを植えました。
ジャガイモを半分に切って、灰をつけて50センチ感覚に掘った穴をに植えていくのです。
私が植えたジャガイモよ、どうかすくすくと育って遅れ、と心をこめて植えておりましたら、遠回しに、時間がないからもっとスピードをあげよ、のミッション。
鍬をもってジャガイモを植える「畝」もつくりました。
へっぴり腰で、なかなかお手本のような畝がつくれません。
「うーーん」私の姿をみて、鍬をもっと上の方にもつと力が伝わるはず、とのこと。
なるほど。
土がふかふかに柔らかく、なんだか幸せ。からだもぽかぽかしてきます。
知人はわたしの倍ほどのスピードでじゃがいもを植えまくり、ほどなくジャガイモ植え完了。
その後、休憩をはさんで今度は「のらぼうな」という青菜の収穫。
収穫時の判断に迷いながらも、ハサミで「のらぼうな」チョキチョキと収穫。
あまり役に立たない助っ人ではありましたが、おみやげの収穫したばかりの「のらぼうな」と春菊をいただいて、本人は大満足で家路につきました。
あのふかふかの土で育った「のらぼうな」のおいしいこと!
家族は病みつきになりました。
天ぷらよし、みそ汁よし、炒め物よし。
特に油でささっと塩コショウで炒めただけの「のらぼうな炒め」は最高です(簡単だし)!!!