2024年11月28日
  • 親子で楽しむおすすめ絵本

早期教育について

だいぶ前、東大生が出ているテレビの番組で、その大半が、早期教育の幼児教室に通っていたということがデータとしてはっきりでていました。有名な幼児教室が二つあり、そのどちらかに行っていた、という方が多かったです。

そういった情報に、私も長女の妊娠中は興味津々でした。

しかし、生まれてきてしまえば、そんなことはどうでもよくなってしまったような気がします。

育児に追われてそれどこれではなかった、というのもあります。

子どもの頭がよくなる、そんな魂胆であれやこれやするのも、なぜだか「良くない」ことのような気もしました。

頭がいいに決まっている、、、んだけど、、、、。

そうなんだけど、、、、。

なので、まあ、こどもがごきげんならそれでいいか、という感じで育てました。

 

「絵本」はたくさん読みましたが、字を覚えさせるとかそういった目的では読ませませんでした。

 

これには過去に失敗した体験があるからです。

 

本が大好きだった私は、小学生1~2年生の時、まだ2~3歳くらいの従妹に、はやく面白い本をたくさん読んでほしくて、字を教え込もうとしたことがありました。

全く、悪気はなかったのです。

もっと楽しくなるよ、自分で読めたら、早く読めるようになるといいねと、そんなおせっかいのせいで、従妹は本が嫌いになりました。学校に上がっても、勉強も嫌いだったと思います。

ある時期、従妹は友人の影響で本のも面白さを知り、勉強も意欲的になりました。私は従妹に本の面白さを教えてくれた友人に心から感謝しました。

私が余計な教育をしなかったら、従妹はもっとはやく「本を楽しむ」ことができたのではないかと、今でも申し訳なく思っています。

そんな体験があったので、我が子には、スキンシップの延長のように、読んでいました。

保育園の方針は「字をおしえないでいい」ということでしたので、あせらなくていい環境だったのもよかったです。

小学校に上がる前、持ち物に名前を付けながら、名前の読み方を教えました。

自分の名前は、保育園の衣類や持ち物にも刺繍してあったので、「記号」か「図形」のように認識していて、なんとなくは読めていたようでした。

 

自分の名前が読めれば、なんとかなります。

 

実際、学校にはいって字が読めなくて困った、ということは上の子も下の子もありませんでした。

学校も文字が読める子が多いからといって、教えるのをすっとばしたりはしません。

 

今の時代、小さい子どもに文字を教えないというのは、私の子育て時代以上にむずかしいことかもしれません。

でも、必要と思えばこどもは、どんどん覚えるので焦らなくていいと思います。

 

またどんなに小さくても、子どもが興味を持った時には教えてあげるといいと思います。

看板や駅の名前などは、知りたがるでしょう。

(だからといって、じゃあ、これは?こっちは?なんて増やしてしまわないように)

 

文字を教えない私たちにおばあちゃん(夫の母)は不安だったようです。

夏休みおばあちゃんの家に泊まりに行ったときに、私に見つからないように、別室でこっそり、〇〇式の文字カードを長女に見せていました。

(私は見ないふりをしましたけどね。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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